ITパスポートは、旧初級シスアドに比べて難易度が低くなっているようです。しっかりまんべんなく勉強していればきっと合格できると思いますので頑張って勉強しましょう!
ITパスポート試験の形式と合格基準
■1.試験の形式
ITパスポート試験はCBT方式で行われます。CBT方式で全問4択式の問題す。
CBT(Computer Based Testing)方式とは、コンピュータを利用して実施する試験方式のことです。受験者はコンピュータに表示された試験問題に対して、マウスやキーボードを用いて解答します。
随時、試験は実施されていますので都合の良い試験日時・会場を選択して受験することができます。
■2.試験時間
165分です。(2時間45分)
単純計算で1問あたり約100秒での解答が求められます。
あわてず落ち着いて取り組みましょう。
■3.合格基準
1000点満点で採点されます。 出題範囲の3分野(ストラテジ系・マネジメント系・テクノロジ系)の点数がそれぞれの基準点(30%以上)をクリアし、全体として60%の正答率があることが合格の条件となります。 苦手範囲を作らないように満遍なく勉強をするようにしましょう。
ITパスポート試験の難易度
ITパスポートの難易度は、共通キャリア・スキルフレームワークの中でレベル1と位置付けられており情報処理技術者試験の中ではもっとも難易度が低いとされています。
資格がスタートしたときに想定された合格率が50%であることから、他の国家資格または人気の民間資格と比較しても難易度の低い試験と言えると思います。ちなみに旧初級
システムアドミニストレータは合格率30%前後、基本情報技術者は20%前後でした。
試験形式は全100問が四岐択一式となっており、すべてマークシートでの解答です。初級シスアドは午前と午後があったのが午前のみになりました。ただし午前の時間は15分間延長
されましたので、より集中力の持続が重要になったとも考えられます。ITパスポート程度の難易度の試験だと午後の部まであることは稀なので、制度改正によって難易度に合わせた試験時間になったように思います。